「ブエノスアイレスのマリア」曲解説その1[コンサート]

ぴかぴか(新しい)件(くだん)のピアソラの大作「ブエノスアイレスのマリア」。

このブログで1曲ずつ詳しく解説していきましょう!


おっとその前に手(パー)


揺れるハート揺れるハート揺れるハートピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」江古田バディで全曲やります!揺れるハート揺れるハート揺れるハート3000円でご奉仕!!!!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター片岡正二郎 ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ

★6月29日オペラシティ公演は完売しました。


1曲目「アレバーレ」
http://www.youtube.com/watch?v=gK4Pz_TwhOk
イントロダクションとしての曲で、小悪魔役の男声がマリアについて語る。途中バイオリンが、後半はフルートやバンドネオンが弾く「ミーレドシーラー」というシンプルなメロディは主人公マリアを表すもので、このオペラの中のいろんな曲に散りばめられている。

2曲目「マリアのテーマ」
http://www.youtube.com/watch?v=iAXS8QDbIVA
初めて主人公マリア登場。ギターの伴奏(この音源ではチェロにアレンジされている)に乗った「ソ♯ラシド〜〜、シラシ〜〜」という、マリアによる、さまようようなスキャット(歌詞なしの歌)のメロディは終曲「タングス・デイ」のエンディングでも使われる(ミラシド〜〜ミ、レ♯ドシラシ〜〜に変形される)。

3曲目「狂ったオルガニートへのバラード」
http://www.youtube.com/watch?v=eXYuXwtDH0g
オルガニートというのは小さな手回しオルガンのことで、日本の終戦後の紙芝居のおじさんのように、手回しオルガンの演奏をしながら街を転々とする人を指している(多分)。男声歌手は吟遊詩人、ナレーターは小悪魔という配役。全体はワルツで時々4拍子に変わる。
4拍子の部分のベースラインのリズムはタンゴの全身のミロンガ(ハバネラ)で、バンドネオンやギターやピアノの中音域が弾く「シドーシレー、シドーシラシー」というカウンターラインは、このオペラの至るところに散りばめられている(曲によってはシドーレシドーという形に変形されている)。

4曲目「カリエーゴ調のミロンガ」
http://www.youtube.com/watch?v=rCdZ_ZJ4ZO0
この音源では全然違う楽器編成で、しかも歌なしでやっている(これしかなかった)。ほとんどタンゴを知らなさそうな方々の演奏。
タイトルは簡単に言えばアルゼンチンの大詩人エバリスト・カリエーゴっぽい世界観の曲ということ。オスバルドプグリエーセ楽団がやっている「エバリスト・カリエーゴに捧ぐ」http://www.youtube.com/watch?v=XyeKElkwLQ0 という曲でもこの人の名前は有名ですよね。
この曲はバンドネオンは参加しない。主人公マリアの少女期の物語を吟遊詩人役の男声歌手が歌う。このメロディは次の「フーガと神秘」のエンディングや、終曲「タングス・デイ」のエピローグ部分でも再び登場する。もちろん男声歌手が主役だけれど、それ以上にアコースティックギターが全体の雰囲気を支配する。
それにしてもコード進行は至って普通。メロディもそんなに特徴的でもないはずなんだけど……だからこそ硬派で立派な曲に聴こえるってもんです。

5曲目「フーガと神秘」
http://www.youtube.com/watch?v=ka3YLi5SVVE
ピアソラさんご本尊が、かなり久しぶりにこの曲をやっている様子(メンバーも「ブエノスアイレスのマリア」初演時と全然違う)。

これはリベルタンゴほどではないけど有名ですよね。まあピアソラの「フーガ〜〜」っていうタイトルの曲は正確に言えばあんまりフーガじゃない(カノン?)んですけど、タンゴの世界にフーガ的要素を持ち込んだのはピアソラが最初でしょうね。途中突然テンポが変わってバイオリンが「カリエーゴ調のミロンガ」のテーマを悲しく弾く。


黒ハート次回ブログ更新に続きます
2013-06-17 00:00 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0

韓国備忘録[コンサート]

商船三井客船にっぽん丸「韓国・珍道の海割れクルーズ」に横浜港から乗り、韓国の木浦(モッポ)に向かいました。名古屋港からもたくさんのお客様が乗船されました。

にっぽん丸の船内はシアター、レストラン、スポーツジムや図書室などなんでも揃っていて贅沢を満喫しながらの船旅です。
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レストランは2つあって、和食と洋食いつでも選べます。最上階にはプールデッキもあり、そこではハンバーガーなど軽食も食べられます。
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小松亮太の船内コンサートのリハーサル中
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韓国からの全羅南道立国楽団による演奏と韓国舞踏もありました。特に横笛の人の演奏が凄くて感動。

26日の朝、木浦の港に着いたらバスで最寄り駅まで移動。
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たまたま見つけたカフェで休憩。
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各自お茶やコーヒーを飲んでいたら、カフェのお兄さんが苺のスムージーを全員にサービスしてくれました(それが一番美味かった!)。

実はここ木浦駅で、韓国唯一のプロのバンドネオン奏者コー・サンジさんとその仲間や生徒、ピアノ コントラバス バイオリン そしてバンドネオン(プロの人もアマチュアの人も混合で)奏者たち総勢15人と待ち合わせしていました。
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麗水(ヨス)や光州(クァンジュ)から来た人は30分で木浦に着きましたが、ほとんどのメンバーはソウルから来ていて、急行列車で3時間かかったとのこと!

お互いに遠くから来て、しかも限られた時間を有意義に使わなければならないわけだから、習う方も教える方も必死です。
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バンドネオンは小松亮太、コントラバスは田中伸司、バイオリンは近藤久美子、ピアノは鈴木厚志 。それぞれがお昼前から14時30分まで楽器ごとに部屋を分けて個別指導。

途中に昼食休憩を挟んだ後、全員でアンサンブルの指導を17時から20時。「首の差で」「エル・チョクロ」「ラ・ジュンバ」を題材に長時間に及ぶコアなタンゴ教室になりました。
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今やタンゴの本場(アルゼンチンやウルグアイ)以外の国々のミュージシャンがタンゴに取り組むことは決して珍しいことではなくなりましが、それでも実際にはタンゴの演奏上の核心部分を理解している人は決して多くはないのが現実で、それは韓国でも例外ではありません。「タンゴをやりたい!」という気持ちはあっても、本場ブエノスアイレスから遥か遠い国に住んでいるミュージシャンは、どんな演奏をしたらいいのか、自分たちの問題点が何なのかをなかなか見極められず、基本的な段階で常に迷いが生まれるものです。今回の韓国の若いミュージシャンたちの姿に20年前の苦しかった自分たちの記憶を重ね合わせて一生懸命教えました。

しかし、むしろ20年前の僕らよりもずっと恵まれてるなあ、と感じられる部分もありました。

もう今はインターネットの普及のお陰で、彼らはたった1曲の音源や楽譜の入手に何年もかかったりすることはない。
しかもピアソラ・ブームのお陰でライヴハウスや音楽番組の中にもタンゴを演奏させてもらえるチャンスは少なからずあるし、あらゆる情報収集や友達作りにも苦労しない。だから怪しげな人間に紛い物のバンドネオンを高値で買わされたりすることもない(ひと昔前まではよくあることでした)。

韓国でのタンゴ第一世代である彼らは、たぶん昔の僕らのように些末なレベルで躓く心配はあまりないような気がしましたね。

今回の交流会は日本チームにとってもエキサイティングな体験だったし、韓国チームも本当に純真で、良いネットワークが整いつつあるんだな……と感心しました。

最後にアディオス・ノニーノをリクエストされたので、小松、田中、鈴木のトリオてプレゼント演奏。

そしてもう1つのエキサイティング体験と言えばもちろんこれ!

そう、もちろん飯だよ飯!

昼食はタコの専門店でタコのスープにナクチポックム(タコと野菜の辛味炒め)にタコのビビンバ!
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夕食はカニの専門店でケジャン&カニのチゲ(ご飯にぶっかけても美味い!)、そして百歳酒(ペクセジュ)!
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韓国の飲食店では最近食後に無料コーヒーを出してくれるのが流行ってるらしいんですけど、このコーヒーが甘くて美味いんですよ!コーヒー飲まない僕もゴクゴクのんでしまいました。

まぁとにかく安くて美味い!エキサイティングな音楽と最高の食事で燃え尽きる1日でした!

最終日の船内コンサートでは、にっぽん丸のお客様へのお礼に、今回のみの特別レパートリー「珍道物語」をアンコールで演奏。一緒に歌ってくださる方も!お陰さまで盛り上がりました。
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にっぽん丸に乗船されましたお客様!そしてスタッフの皆様ありがとうございました!


★★★★★★【小松亮太の江古田Buddy(バディ)LIVE!】★★★★★★
ピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」全曲!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター片岡正二郎 ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ

オペラシティのチケットをご購入くださったお客様にも「予習ライヴ」としてオススメしちゃいます!

心よりお待ちしております!
2013-05-30 16:00 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0

日本人キャストで ピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」 を江古田バディLIVEします![コンサート]

ビールお陰様でライヴ・イマージュは東京国際フォーラムで超絶盛り上がって終了しました!
全7公演、たくさんのご来場とご声援ありがとうございました!

画像は高嶋ちさ子さんからもらった「ちさ子まんじゅう」(こし餡)

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爆弾ところで爆弾


もうやだ〜(悲しい顔)6月29日オペラシティでの「ブエノスアイレスのマリア」チケットをご購入できなかったお客様に朗報です!


ぴかぴか(新しい)小松亮太の江古田Buddy(バディ)LIVE!ピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」全曲!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ

小松亮太の古巣で14名編成のタンゴオペリータ(オペレッタ)体験してみませんか!?

オペラシティのチケットをご購入くださったお客様にも「予習ライヴ」としてオススメしちゃいます!

心よりお待ちしております!


【小松亮太ラジオ出演情報】
FMヨコハマ(84.7)「いつもふたりで…」
◆5月25日(土)19時〜
映画「体脂肪計タニタの社員食堂」のサントラにかけた想いを語ります!

パンチで、しかも!

●小松亮太がサウンドトラックを手掛けた映画「体脂肪計タニタの社員食堂」が5月25日に公開です!

揺れるハート「体脂肪計タニタの社員食堂」オリジナルサウンドトラック
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?associate=SMO&cd=SICC000001627

矢野顕子さんの書き下ろし主題歌「さあ、召しあがれ」も収録されています!

作曲&バンドネオン小松亮太 バイオリン&バンドリン近藤久美子 バイオリン伊勢三木子 ビオラ菊地幹代 チェロ松本卓以 コントラバス田中伸司 リコーダー栗原正己&川口義之(栗コーダーカルテット) トランペット松居洋輔 ギター笹子重治/桜井芳樹/レオナルド・ブラ―ボ  ピアノ小松真知子 パーカッション佐竹尚史 プログラマー海津賢 解説/前島秀国

揺れるハート【ダウンロードも出来ます!】

映画「体脂肪計タニタの社員食堂」小松亮太によるサウンドトラック、こちらでダウンロード出来ます。
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?associate=SMO&cd=SICC000001627

僕も少しはダイエットにトライせねばならない年頃になってきました(今年四十路)。 映画を見て気を引き締めます……
2013-05-22 18:27 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

ライブ・イマージュ各地で盛り上がっております![コンサート]


画像は高嶋さんのモニタースピーカーをチェックするNAOTO君。

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ところで


天童よしみさん他すばらしい歌手の皆さんもカバーしている「珍道物語」ご存知ですよね?
http://www.youtube.com/watch?v=zRa1S90_fUE

るんるん海が割れるのよ〜るんるん道ができるのよ〜

というわけで、珍道の海割れを見て来ます!

ぴかぴか(新しい)小松亮太 にっぽん丸の珍島の海割れと瀬戸内海クルーズに乗船決定!

豪華客船「にっぽん丸」の珍島の海割れと瀬戸内海クルーズに乗船決定いたしました!
豪華客船の中でのキンテート!
http://www.nipponmaru.jp/cruise/detail-130524.php

2013年5月24日(金)名古屋発→5月29日(水)名古屋着 6日間

5月24日(金)名古屋 10:00 出港
5月25日(土)終日航海
5月26日(日)木浦(モッポ)8:00 入港
5月27日(月)木浦(モッポ)13:00 出港
5月28日(火)終日航海
5月29日(水)名古屋 14:00 入港

お問い合わせ
商船三井客船クルーズデスク 0120-791-211
携帯・PHSの場合03-5114-5280
(営業時間9:30〜17:00 土日・祝日はお休みとなります

揺れるハート【久しぶりのトリオ!】
★7/20栃木・那須野が原ハーモニーホール
http://www.barks.jp/tickets/?id=148763
0287-24-0880

★7/27松本市・波田文化センター
0263-92-7501

★8/10奈良・秋篠音楽堂
0742-35-7070

バンドネオン小松亮太 ギターL・ブラーボ コントラバス田中伸司

爆弾9/19〜9/29
ミュージカル「ロコへのバラード」再演(音楽監督:小松亮太)@東京グローブ座(小松亮太の出演は全日程ではありません)

るんるん11/9(土) 小松亮太(バンドネオン)デビュー15周年ライヴ@オーチャードホール(渋谷Bunkamura) 6月中旬発売開始

心よりお待ちしております!
2013-05-11 00:00 この記事だけ表示 |コメント 2 |トラックバック 0

オリックス劇場&セサル・サニョーリ[コンサート]

盛り上がっていますライブ・イマージュ!
演奏中の画像はこちら!
http://www.barks.jp/news/?id=1000089841&page=4

次は大阪オリックス劇場です!

★5月3日 17時〜
★5月4日 15時〜

ところで………

タンゴと言えばアルゼンチン。まあそれはそうなんですが…

実はお隣のウルグアイもタンゴの本場なんです!

爆弾【発見】爆弾
ウルグアイ・タンゴのパイオニアのひとりセサル・サニョーリ(ピアニスト)のライブ動画!この方の動画はこれが唯一では?初めて見ました。

音は決して良くないし、途中途切れたりしますが、長さもたっぷりのライブ動画です(画面を拡大すると何故か短くしか見られないかも。7:44以降は飛び飛びな部分もありますが、また回復します)。
https://www.youtube.com/watch?v=MknUwnUg6H0&feature=youtube_gdata_player

何しろピアノ・バンドネオン・ベースというトリオ形態のタンゴの創始者と言われてる人で、この人がいなかったらフェデリコ=ベリンジェリ・トリオとかバッファ=ベリンジェリ・トリオとか名だたるトリオも現れなかったかも…。
http://homepage2.nifty.com/mitsu-sa/tangoprimer_5.htm

セサル・サニョーリ83歳のときの演奏なので、全盛期ほどの精度じゃないですけどやっぱり嬉しい。
凄く安定しているようにみえて突然(しかも自然に)突っ走ったりワープしたりするリズム感覚はこの世代の人ならでは。

とりあえず最初の3曲だけご紹介!

ラ・タブラーダ(屠殺場)
シルバンド(口笛を吹きながら)

ラグリマス(涙)←バンドネオンがルイス・ディ・マテオだ!


揺れるハート初来日のアメリータ・バルタールと共演!

ぴかぴか(新しい)C席は完売、S席B席も僅少!
【ピアソラのオペラ 残席僅かです】

アストル・ピアソラ作曲のオペラ「ブエノスアイレスのマリア」

★6月29日(土) 15時開演 東京オペラシティ(初台)リサイタルホール
http://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=5428

ゲストボーカル: アメリータ・バルタール(アストル・ピアソラの元妻で、このオペラの初演者)

ゲストボーカル:レオナルド・グラナドス

ゲストナレーター:ギジェルモ・フェルナンデス

バンドネオン:小松亮太 ヴァイオリン:近藤久美子/谷本仰  ビオラ:吉田有紀子 チェロ松本卓以 ギター:鬼怒無月 コントラバス:田中伸司 ピアノ:黒田亜樹 フルート井上信平 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

【チケットお取り扱い】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
コンサートイマジン 03-3235-3777
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:191-435)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:35126)
イープラス http://eplus.jp/

お待ちしています!
2013-05-01 00:00 この記事だけ表示 |コメント 2 |トラックバック 0

ライヴ・イマージュ始まります![コンサート]

ぴかぴか(新しい)お急ぎください!
【ピアソラのオペラ、残り約150席強です】

アストル・ピアソラ作曲のオペラ「ブエノスアイレスのマリア」

★6月29日(土) 15時開演 東京オペラシティ(初台)リサイタルホール
http://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=5428

ゲストボーカル: アメリータ・バルタール(アストル・ピアソラの元妻で、このオペラの初演者)

ゲストボーカル:レオナルド・グラナドス

ゲストナレーター:ギジェルモ・フェルナンデス

バンドネオン:小松亮太 ヴァイオリン:近藤久美子/谷本仰  ビオラ:吉田有紀子 チェロ松本卓以 ギター:鬼怒無月 コントラバス:田中伸司 ピアノ:黒田亜樹 フルート井上信平 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

【チケットお取り扱い】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
コンサートイマジン 03-3235-3777
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:191-435)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:35126)
イープラス http://eplus.jp/
JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/


黒ハートライヴ・イマージュ川口リリア公演、そして名古屋公演、お陰様で完売しております!盛り上がる気配!

リハーサル風景

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随時ツイッターやフェイスブックで様子をアップします!

ビールNHK土曜ドラマ「ご縁ハンター」ご覧いただけましたか?僕の音楽が効果的に織り込まれていて嬉しいです!
http://www.nhk.or.jp/dodra/goen/

最終回も楽しみです!
★4月27日 21時〜
★4月28日 24:45〜(再)

いいドラマであると同時に身につまされる僕がいました…。人間が割りきって相手を品定めするときに見せる残酷さよ…その世知辛さよ…

【ダウンロード出来ます!】

映画「体脂肪計タニタの社員食堂」小松亮太によるサウンドトラック、こちらでダウンロード出来ます。
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?associate=SMO&cd=SICC000001627

今日も頑張って参ります!
2013-04-26 00:00 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

ファンの集い@江古田バディ[コンサート]

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先日、久しぶりに鱈子を食べたんですけど…

なんか僕が昔からやっている食べ方が結構変わってるらしいんです。

僕にとって鱈子といえば断然「お酢」なんですけど…

お酢がたっぷり入った小皿に鱈子をビシャビシャに浸けてご飯と一緒に食べる…っていうのは変わった食べ方(邪道)ですか?

皆さん教えてください。

というわけで

揺れるハート4月14日 19時〜小松亮太ファンクラブの集い@江古田バディ(西武池袋線・江古田駅・南口スグ)

通常のライヴでは聞けない「ご縁ハンター」サントラや「ラ・カチーラ」などコア・タンゴの生演奏、必ず当たるプレゼント大会、超秘蔵タンゴ映像(これはぶったまげ保証!)や小松亮太レコーディング風景の上映。ツーショット撮影会etc

ファンクラブ会員の方は2000円、会員同伴の方&元会員の方は4000円。一般のお客様5000円。必ずご満足いただけます!

るんるん4月13日(土)の17:30からBS-TBSで「THE世界遺産3Dグランドツアー」の、さらに画質をブラッシュアップした放送が始まります。OP曲は小松亮太の「風の詩」。こちらの番組だけでお聴きいただけるリニューアル豪華アレンジをご用意しました!

ぴかぴか(新しい)小松亮太がサウンドトラックを担当しました、観月ありささん主演NHKドラマ「ご縁ハンター」
http://www.nhk.or.jp/dodra/goen/

出演:観月ありさ 松本利夫 大塚寧々 イモトアヤコ 他

第一回
★4月13日 21時〜
★4月14日 24時10分〜

第二回
★4月20日 21時〜
★4月21日 24時10分〜

第三回
★4月27日 21時〜
★4月28日 24時10分〜

作曲&編曲&バンドネオン小松亮太
バイオリン&バンドリン近藤久美子 バイオリン伊勢三木子 ビオラ河村泉 チェロ松本卓以/古川淑恵 ギター笹子重治 コントラバス田中伸司 パーカッション佐竹尚史/竹本一匹 マリンバ小林照未 トランペット松居洋輔 サックス矢口博康 ピアノ小松真知子 チェンバロ三枝伸太郎 プログラマースパム春日井

是非ともご覧ください!
2013-04-10 00:00 この記事だけ表示 |コメント 2 |トラックバック 0

「THE世界遺産、本日からOP曲リニューアル!」[コンサート]


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ミスター三味線!上妻宏光さんライブ「楔」へのゲスト出演、日本橋三井ホールで楽しく楽しく終了しました!
本番前のリハーサル風景。

上妻さんはね〜飲むとビールむちゃくちゃ面白いんだよねぇ!やんちゃだったんだろうな昔は!っていう感じ、大好きです!

上妻宏光「楔」。7日はギタリスト沖仁さんがゲスト出演です!


さて皆さん日曜日の夕方はいつも何してますか〜?

るんるん毎週日曜日の午後6時〜TBS系列の「THE世界遺産」でお聴きいただいています小松亮太が作曲したOP曲「風の詩〜THE世界遺産」は、本日7日の放送からリニューアルアレンジ版でお届けします。
http://www.tbs.co.jp/heritage/

さらにBS-TBSでは「THE世界遺産3Dグランドツアー」の、さらに画質をブラッシュアップした放送が4月13日の17:30から始まります。こちらの番組だけでお聴きいただけるリニューアルアレンジもご用意しました!

パンチ「風の詩〜THE世界遺産ver.2013」に参加してくれたミュージシャンは…

フルート/宮崎由美香 オーボエ/北村貴子(from読売日本交響楽団) クラリネット/黒川紗恵子 トランペット/松居洋輔 トロンボーン/上田智美 バイオリン/近藤久美子 ビオラ/吉田有紀子 チェロ/古川淑恵 コントラバス/田中伸司 プログラミング/YM

そう。実はこの曲、木管楽器、トランペットそしてトロンボーンは入ってなかったんですね〜。新たに小松亮太みずからの豪華アレンジを書き下ろしました!

是非ともオンエア見てくださいね!

【ライブ情報】
ライヴイマージュ・ヌーボーin高槻
黒ハート4月7日16時〜
高槻現代劇場(大阪府)
小松亮太 羽毛田丈史 NAOTO 中孝介 松谷卓ほか

黒ハート小松亮太ファンクラブの集い@江古田バディ
4月14日19時〜
通常のライヴでは聞けないアノ曲の生演奏、必ず当たるプレゼント大会、超秘蔵タンゴ映像や小松亮太レコーディング風景の上映。ファンクラブ会員の方は2000円、会員同伴の方&元会員の方は4000円。

ぴかぴか(新しい)小松亮太がサウンドトラックを担当しました、観月ありささん主演NHKドラマ「ご縁ハンター」
http://www.nhk.or.jp/dodra/goen/

作曲&編曲&バンドネオン小松亮太
バイオリン&バンドリン近藤久美子 バイオリン伊勢三木子 ビオラ河村泉 チェロ松本卓以/古川淑恵 ギター笹子重治 コントラバス田中伸司 パーカッション佐竹尚史/竹本一匹 マリンバ小林照未 トランペット松居洋輔 サックス矢口博康 ピアノ小松真知子 チェンバロ三枝伸太郎 プログラマースパム春日井

出演:観月ありさ 松本利夫 大塚寧々 イモトアヤコ 他

第一回
★4月13日 21時〜
★4月14日 24時10分〜

第二回
★4月20日 21時〜
★4月21日 24時10分〜

第三回
★4月27日 21時〜
★4月28日 24時10分〜

是非ともご覧ください!
2013-04-06 17:13 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0

今月も公演&イベントが盛りだくさん!【コンサート情報】[コンサート]

いい気分(温泉)いい気分(温泉)いい気分(温泉)いい気分(温泉)4月になりましたね〜今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

とにかく3月は働きましたあせあせ(飛び散る汗)ブエノスアイレスのマリア、NHKドラマご縁ハンターのレコーディング、THE世界遺産関連のレコーディング、上妻宏光さんとのコラボ、ライヴイマージュ・ヌーボー、西島千博さんとのコラボ、ハッピータンゴアワーetc

ビール中でもこれ!ブルックナーの交響曲第8番の小松亮太アレンジ版の公開リハーサル@小平市民文化会館!

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僕がブルックナーの交響曲第8番を初めて全部聴いたのは多分86年。ラジオででした。

84年頃までだったかな?日曜日の昼間のテレビ朝日のドキュメンタリー番組(だったと思う)のOP曲がこの交響曲の第4楽章の出だしだったんですよ。

かっこいい曲だなぁ、って何となく毎週そのOP曲を聴く度に思ってた(直前の番組が山城信吾さんとかのバラエティーで、その流れでOPだけ見ていた)わけで、テロップの「テーマ曲 ブルックナー交響曲第8番・フィナーレ」というタイトルがちょっと頭にインプットされていて。

で、たまたまラジオで全曲オンエアするのを見つけて聴いてみたんです。

毎週日曜日に、あのかっこいいファンファーレを聴きながら見ていた番組テロップの「フィナーレ」という言葉が「最終楽章」という意味だと知らなかったので、不気味な第1楽章が始まったときは驚きましたね。あのファンファーレでぴかぴか(新しい)ド派手ぴかぴか(新しい)に始まる曲だと勝手に思い込んでいたのでふらふら

カセットテープに録って何回も聴くうちに異様な魅力に取り憑かれました。弦楽器たちが半端なメロディを弾く最中の木管楽器たちの意味不明な合いの手。いきなり叫んで燃え上がるブラス。ダサいのかカッコいいのかさっぱり分からないユニゾン。面白いけど理屈っぽいコード進行に、やたらシンプルなカノン。要するにトータルで見ると「ダサカッコ良さ」の極致というか…

ファッションやデザインの世界もそうですけど「ダサい」と「カッコいい」が表裏一体っていうのはよくあることですね。暴走族(珍走団)の改造車とかヤンキーのファッションセンスもそう。ダサいって言えばダサいし、ちょっと目線を変えると確かにカッコ良かったりもする。

音楽で言えばタンゴなんてその代表ですね。他の音楽世界では大概ご法度とされる「ダサダサな手法」を平気で並べたてた楽曲を、演奏やアレンジの手法によって「高級な音楽」に変身させるという特殊な音楽なわけだから。

ピアソラは古典的タンゴの一大特徴である「他の音楽ではまずやらないダサさと古臭さ」に革命を起こそうとしたわけですけど、ピアソラの死後、今度は「ピアソラ以外のタンゴはダサい」と思い込んでいる人たちによって演奏されるピアソラ曲が「すごくダサく」聞こえてしまうことが少なくない、という皮肉とパラドックス。

「ラ・クンパルシータ」は演奏やアレンジが悪いと確かに「ものすごくダサい曲」に聞こえる。ところがハイレベルなアレンジでハイレベルなタンゴミュージシャンが演奏すると突然「超絶にカッコいい曲」に聞こえてしまうという、異様な名曲ですよね。

ピアソラは確かに曲がカッコいい。だけど彼の書いた多くの曲は、オーソドックスなタンゴを知っているミュージシャンが弾くことを前提に書かれていたわけで、「ラ・クンパルシータ」のようなタンゴの基本形みたいな曲(譜面)への対処法を知らないと、(曲によっては)ピアソラの曲の中に隠された「タンゴ的ダサさ」が何の濾過もされることなくデフォルメされて顔を出す危険がある、という…。

話が逸れました。ふらふらとにかくブルックナーの交響曲第8番に憧れたまま時は流れ、僕はバンドネオンを弾くタンゴミュージシャンになってしまったので、当然この曲とは縁もゆかりもないままでした。

が、ブルックナーはオルガン弾きだったこともあってか、彼の交響曲をオルガンで演奏する、という企画もののCDが結構出ていることを知ったんです。

それを聴いた感想は…正直さすがにオルガン一人の演奏で、いろんな楽器が必要なはずの交響曲をカバーするのは無理があるのかなと。でもオルガンにプラスアルファの楽器を足したら面白いかもな…と何となく考え始めたことが今回の企画の発端です。

ファンの皆さんがご存知のように、バンドネオンは実はアルゼンチンとは何ら関係のないドイツ生まれの疑似オルガンみたいな立場の楽器だから、自分が得意だったオルガンの発想をいろんな楽器に置き換えて作曲していたブルックナーの音楽には決して遠くない。しかも教会に設置されているような本格的なオルガンだと、規模もボリュームも大きいから「一人のオルガン弾きと1台のオルガン」だけで全てが成立してしまうけど、バンドネオンだったらそれぞれ違った個性のプレイヤーを複数集めて「合奏するオルガンたち」という特異な形態が作れる。

で、バンドネオンだけだと飽きてしまう部分は他の楽器でサポートしてバラエティーを持たせる。

で、僕が考えた楽器編成が…

バンドネオン×6 ボタン式アコーディオン ギター マリンバ×2 ビオラ チューバ コントラバスクラリネット(クラリネットの化物みたいなヤツ)ティンパニの14人編成。

超絶にヘンな編成だけど、これには理由があって、僕はブルックナーの音楽の「イマイチ洗練されてない」ところが大好きなので、いわゆるメインストリームじゃない楽器たちを集めてみました。

今回の公開リハーサルでは第一楽章と第二楽章だけやってみました。割りといい感触をつかめたので更にアレンジを書き直して、もちろん後半の楽章もアレンジして、いつか必ずブルックナー交響曲第8番の小松亮太バージョンを発表したいと思います。

しっかし長い!あせあせ(飛び散る汗)前半のアレンジと演奏だけでブッ倒れそうになりました。でもこの「長さ」がこの人の曲の魅力だからカットしないでちゃんとアレンジします(ブルックナーを嫌う人はまずはこの長さがダメらしい)。

全曲発表が実現の暁には絶対ご来場ください!待ってます!m(_ _)m


というわけで、小松亮太情報ばばんパンチと行きます!

爆弾4月5日の早朝5:15〜WOWOWで小松亮太の札幌ライヴが再放送です!
バンドネオン小松亮太 北村聡 早川純 鈴木崇朗 バイオリン近藤久美子 伊能修 川口静華 ビオラ南かおり チェロ松本卓以 コントラバス田中伸司 ピアノ鈴木厚志 ボーカル&ギター アリエル・アッセルボーン ダンスHisoshi&Kyoko セバスティアン&マリア

三味線の上妻宏光さんライヴにゲスト出演します!
黒ハート4月6日18:30〜
上妻宏光「楔」
日本橋三井ホール
三味線:上妻宏光 ピアノ伊賀拓郎 ベース木村将之 パーカッションはたけやま裕 ゲスト:バンドネオン小松亮太

ライヴイマージュ・ヌーボー@高槻
黒ハート4月7日16時〜
高槻現代劇場(大阪府)
小松亮太 羽毛田丈史 NAOTO 中孝介 松谷卓ほか

小松亮太ファンクラブの集い@江古田バディ
揺れるハート4月14日19時〜
通常のライヴでは聞けないアノ曲の生演奏、必ず当たるプレゼント大会、超秘蔵タンゴ映像や小松亮太レコーディング風景の上映。ファンクラブ会員の方以外もご入場いただけます!

パンチそしてもちろんこれ!アストル・ピアソラのタンゴオペリータ(小オペラ)「ブエノスアイレスのマリア」全曲!

るんるん6月29日(土) 15時開演 東京オペラシティ(初台)リサイタルホール
http://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=5428

ゲストボーカル: アメリータ・バルタール(アストル・ピアソラの元妻で、このオペラの初演者)

ゲストボーカル:レオナルド・グラナドス

ゲストナレーター:ギジェルモ・フェルナンデス

バンドネオン:小松亮太 ヴァイオリン:近藤久美子/谷本仰  ビオラ:吉田有紀子 チェロ松本卓以 ギター:鬼怒無月 コントラバス:田中伸司 ピアノ:黒田亜樹 フルート井上信平 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

【チケットお取り扱い】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999

コンサートイマジン 03-3235-3777

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:191-435)

ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:35126)

イープラス http://eplus.jp/

JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/

心よりお待ち申し上げます!
2013-04-01 00:00 この記事だけ表示 |コメント 2 |トラックバック 0

「チケット発売!ブエノスアイレスのマリア」[コンサート]

盛り上がりましたよブエノスアイレスのマリア@小牧市まなび創造館!
たくさんのご来場ありがとうございました!

そしていよいよ……

130310_1400~01.jpg

アストル・ピアソラ作曲・オラシオ・フェレール作詞のオペラ「ブエノスアイレスのマリア」全曲演奏の東京オペラシティ公演のチケットが発売となりました。

お陰様で今回はチケットの売れ行きが早いため、良いお席のお早めのご入手をお勧めいたします。

★6月29日(土) 15時開演 東京オペラシティ(初台)リサイタルホール
http://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=5428

ゲストボーカル: アメリータ・バルタール(アストル・ピアソラの元妻で、このオペラの初演者)

ゲストボーカル:レオナルド・グラナドス

ゲストナレーター:ギジェルモ・フェルナンデス

バンドネオン:小松亮太 ヴァイオリン:近藤久美子/谷本仰  ビオラ:吉田有紀子 チェロ松本卓以 ギター:鬼怒無月 コントラバス:田中伸司 ピアノ:黒田亜樹 フルート井上信平 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

【チケットお取り扱い】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999

コンサートイマジン 03-3235-3777

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:191-435)

ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:35126)

イープラス http://eplus.jp/

JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/

★★★小松亮太メッセージ(フライヤー裏面より転載)★★★

その音楽性の素晴らしさがあるからこそドラマや映画、あるいはフィギュアスケートによって確実に世界に浸透し続けているのだから、もはや演奏家の間でも音楽ファンの間でも、タンゴは知らないがピアソラは大好き、という人が大多数になるのは自然ななりゆきではあるだろう。1980年代にマーラーの交響曲が、ハイドンはもちろんベートーベンすらも知らない青年たちを突然目覚めさせてしまったように、90年代後半からはピアソラの音楽がタンゴを知らない人々を力ずくでタンゴの世界に引きずり込んでしまった。
「天才ピアソラの芸術」と「恐らくダンスの伴奏に過ぎないアルゼンチン・タンゴなるもの(もちろん事実ではない)」を結びつけたくない、あるいは結びつける必要はない、という指向は既に音楽世界でスタンダードになりつつあるが、東京オペラシティで僕らが演奏する《ブエノスアイレスのマリア》はピアソラの背景……つまり皮肉にも´ピアソラではないタンゴたち`を熟知する人間たちによるピアソラ・タンゴの演奏になるだろう。オスバルド・プグリエーセの殺気、アルフレド・ゴビの精神世界、アニバル・トロイロの気っ風とセンチメンタル……ピアソラの影に隠れた`ピアソラの産みの親たち´の誇りを背負った演奏になるだろう。《ブエノスアイレスのマリア》の初演者であるアメリータ・バルタール氏の´本物の声`とともに少しでも高みを目指した演奏ができるように、そして新しいタンゴ・ファンとピアソラの大作との幸せな出会いを作れるようにと心から祈っている。


ご来場を心よりお待ちしております!
小松亮太
2013-03-11 12:44 この記事だけ表示 |コメント 3 |トラックバック 0