The Hong Kong Tango Culb(深伐堂TangoTang)プレゼンツ、香港タンゴフェスティバルから帰国しました。
11月5日〜13日までのフェスティバルで、僕らは11日と12日に出演しました。
まずは香港中心部の「青年廣場Y劇場」のY-STUDIOで小松亮太キンテートのコンサート。
結論からいうと超バカウケの大成功。主催者とスタッフの皆さんに心から感謝申し上げます!
香港に着いたその足で本番だったんですけど、音響機材がトラブル多発だったりで最初は結構不安になりました。それでも意外と本番は安定して、世界各国のTango Loversの熱い声援にも乗せられてスタンディングオベイションの大喝采で終了。
コントラバスの田中伸司さんは、慣れないはずの現地レンタルのコントラバス(ベニヤ製)で難曲「コントラバヘアンド」を見事に弾ききったし、バイオリン喜多直毅さん(僕のキンテートには初参加)の目の覚めるようなプレイにお客さんたちはビックリ&大興奮していたし、僕の中国語も面白がってもらえた(ところどころ通じた)みたいだし、何といっても世界各国からの若いタンゴファンが集結して盛り上がっていたのがエキサイティングだった!
10年前の僕の香港公演(確かバンドネオン協奏曲をやった)からのファンだという人や、韓国人の僕のファンも何人か来てくれていたし、香港在住の若いアルゼンチン人やイギリス人、北欧のタンゴファンもたくさん来場されていました。
台湾人や日本人のミロンゲーラ(このフェスティバルのために香港入りしたらしい)も結構いましたね〜。
音響スタッフの坂井さん&溝田さんは9日の筑波ノバホール終了後に香港入りするという強行スケジュールでしたが、本当に頑張ってくれました。ありがとうございました!
2日目はグラン・ミロンガ(サロンスタイルのタンゴダンスパーティー)での演奏。2009年のタンゴダンスコンテストで世界チャンピオンになったHiroshi&Kyokoと共演しました。
Hiroshi&Kyokoのお師匠 カルロス&ローサ・ペレス夫妻も特別ゲストとして参加していました。
タンゴの全盛時代とともに生きてきた人ならではのオーラを発散するパフォーマンスで大喝采を受けていましたが、よくある「タンゴは情熱的」とか「官能的」とかっていうイメージとは全然違うものなんですよ。気品と知性なわけよ!
というわけで僕にとっては10年ぶりの香港でしたが、世界中のタンゴ関係者やファンとも会えて最高でした。
それにしても香港の治安の良さと利便性には驚かされますね。心おきなく夜遊びする善男善女たちがうらやましい。
また必ず香港でライヴをやらせていただきます!ありがとうございました!じょいきん!(再見!)
【参加メンバー】
バンドネオン小松亮太 ギター天野清継 ピアノ鈴木厚志 バイオリン喜多直毅 ベース田中伸司 バンドネオン早川純(飛び入り参加)