9月16日東京バンドネオンクラブ@武蔵小金井[コンサート]

黒ハート第16回を迎えました東京バンドネオン倶楽部のコンサート。

★9月16日(月・祝)16時〜
会場:小金井市民交流センター大ホール(JR武蔵小金井駅前)
http://eplus.jp/sys/T1U14P002101049P0050001

手(パー)武蔵小金井駅は、新宿から特快でたったの19分!しかも駅前!

わたくし東京バンドネオンクラブ顧問を務めております小松亮太と申しますm(_ _)m

ぴかぴか(新しい)なんと!世界的タンゴ・ダンサー、カルロス・リバローラ&桑原和美さん、そして1960年代にアルゼンチンやコロンビア等中南米諸国で絶大な名声を誇ったタンゴ・ボーカリスト阿保郁夫さんの朗読での特別出演も決定しました。

これら豪華キャストをいっぺんに!2500円で聴ける!ありえへんのですわホンマ!がく〜(落胆した顔)

バー90年代半ばに創立。最初のうちこそよちよち歩きでしたが、徐々にレベルアップしメンバーも増え、第1回コンサート以来、20余名のアマチュア・バンドネオン奏者とプロミュージシャンたちの強力なタッグと厳しいリハーサルによって、それはそれはプロミュージシャンもびっくりなレパートリーを実現し、ご好評をいただいてきました。

出演:東京バンドネオン倶楽部

賛助出演:バンドネオン小松亮太 早川純

友情出演:カルロス・リバローラ&桑原和美(タンゴダンス)

ゲストヴォーカル:ロベルト杉浦 Sayaca KaZZma
特別ゲスト:阿保郁夫(朗読)

バイオリン近藤久美子 専光秀紀 原孝人
ビオラ松本豊
チェロ松本卓以
コントラバス田中伸司
ピアノ松永裕平
パーカッション岡部真二
ギター智詠

この豪華出演が2500円(全指定席)でお聴きいただけます!

手(パー)というわけで前々回のブログの続きです。9月16日に演奏する曲を一挙ご紹介&解説しましょう!

デ・ブエルタ・イ・メディア(一回転半)
http://www.youtube.com/watch?v=iM7KPKnMppQ
ミロンガのリズムの曲。ギターが入らないアレンジは聴いたことがないので、初めから「ギター用の曲」なのかな?名ギタリストのロベルト・グレラの十八番だった曲。
この方々のプロフィールは全然知らないんですが、素晴らしいなあ…

ラ・クンパルシータ
http://www.youtube.com/watch?v=80gRffCwsPw
アルフレド・デ・アンジェリス楽団。
最近は「タンゴと言えばリベルタンゴ!」っていうのがお約束パターンですが、ちょっと前は「タンゴと言えばラ・クンパルシータ!」でした。
たぶん80年代の動画。まだタンゴ黄金期を知る世代が現役バリバリだった頃の隙のない演奏。最後のバイオリンのセクション・ソロはちょっと危なっかしいけど、これは味の範疇ですね。

エル・インヒニェロ(エンジニア)
http://www.youtube.com/watch?v=mHA9G0Bhfy8
カルロス・ディサルリ楽団。
これが「どうってことない音楽」に聞こえるなら、あなたの耳はまだ発展途上ってことです。
これは生活感情を表現する音楽じゃなくて生命感情を表現する音楽なんです。わっかるかな〜

ニード・ガウチョ
http://www.youtube.com/watch?v=kHKtaVDSF_c
カルロス・ディサルリ楽団&マリオ・ポマール(歌)
こういう演奏を聴いてると、「情熱のタンゴ」とか「タンゴの官能性」とかいう決まりきったキャッチコピーが嘘臭く思えてくる。やっぱり根底には気品

Milongueando en el 40(1940年代のミロンガ)
http://www.youtube.com/watch?v=ZRQLVTDDKUc
アルマンド・ポンティエル作曲。この演奏はアニバル・トロイロ楽団。
1940年代は、第二次世界大戦真っ只中。戦争をしている諸外国に食料などを売ることによる特需バブル期とタンゴの発展期がちょうどぶつかって、音楽にお金も人材も湯水の如く投入できるタンゴ黄金期を迎えたというわけです。

スール(南)
http://www.youtube.com/watch?v=ZjlkT8k-rRc
エドムンド・リベロが自身がオーナーだったライヴハウス「ビエホ・アルマセン」
もう歌も凄きゃあ伴奏も凄すぎる。どっしり踏みしめていながらにして何にも縛られてない自由自在なリズムとテンポ(しかもそれを大編成で実現している)。

下町のロマンス
http://www.youtube.com/watch?v=YXb-9pJamew
アニバル・トロイロ作曲のワルツ。
この動画のように男女の歌手がデュエットするのはタンゴ世界では結構珍しいんです。ワルツの曲やミロンガの曲のデュエットは大概は男性2人のデュエットが多いんですが…。

ついでにこれも見てください。
同じく「下町のロマンス」レオポルド・フェデリコ(バンドネオン)&ウーゴ・リバス(ギター)
http://www.youtube.com/watch?v=inap2Q3jX7Q
こういう「普通のやり方」のまんま特別な演奏をするバンドネオン奏者が結局一番恐ろしい。わざとらしいフレージングを入れまくって個性やテクニックを顕示する人がいくら頑張ってもフェデリコさんには結局かなわない!

ロコへのバラード
http://www.youtube.com/watch?v=evvsXgEeRjA
この動画は初演者アメリータ・バルタールさんの歌。ふた昔前までのLPには「気違い男へのバラード」と表記するのが普通だった。
ブエノスアイレスのマリア公演終了後の打ち上げでこれを歌ってくれたのは忘れられません。

ラ・マレーバ(やくざな女)
http://www.youtube.com/watch?v=sT9kD-xxnhc
元々は古い歌のタンゴですけど、これはビクトル・ラバジェン氏(この動画でリーダーをやっているバンドネオン奏者)が、インスト曲として原曲のイメージをガラッと覆すようなアレンジを施しています。いかんせんリハーサル動画なので、演奏には高望みできませんが、9月16日は少なくともこの動画を超える演奏を目指しましょう!

アサバーチェ
http://www.youtube.com/watch?v=7dbUnZ2B_c0
名歌手エンリケ・ドゥーマスの動画。これはウルグアイのカンドンベというリズム(ミロンガと似てますが)で演奏する曲で。タイトルは黒人の女の子を「黒玉」の愛称でチョコレートに例えたりしながら讃える内容。背広でビシッと決めたロマンスグレー(死語)の白人のおじさんが、こんなにアフリカ的な題材の曲を普通に歌ったりするところもタンゴ世界の面白いところ。

わが街へのノクターン
http://www.youtube.com/watch?v=MqUwK-ENAjU
アニバル・トロイロが自作の詩を朗読しながら演奏している貴重動画。「俺の街はこんな風だった…たとえあの街を忘れようとしたって、お袋の家の空の星たちが俺にこう言うんだ。」日本が誇る名歌手、阿保郁夫さんに朗読を聴かせていただきます。

9月16日、心よりお待ちしています!o(^-^)o
2013-09-09 00:00 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

偉大なる藤沢嵐子さんに献杯![コンサート]

今日発売になりました「ブエノスアイレスのマリア」発売についていろいろ書きたいところでしたが、なんということか、藤沢嵐子さんの御逝去のニュースがたまたま今日、様々なメディアで発表になりました。

昨年12月に新潟県でお会いしたのが最後でした。いろいろお話させていただいていたら、突然「昔あなたと『ティエンポス・ビエホス』って曲やったわよねえ」と、突然16小節ぐらいを歌われてゾクッと来ました(やっぱりあまりに上手いので)。

もう一度ぐらいはお会いできるだろうか、とその時思いましたが…でもご病気もなく天寿を全うされて安心しましたし、携帯のニュースにもなっているのも見て、「ああ!引退から22年経っても忘れられてなかったんだ」という感覚でちょっと安心しました。

嵐子さんは僕なんかとは比較にならない偉人ですが、世代が2世代離れていることもあり(嵐子さんと僕の祖母は同い年)、嵐子さんが直接交流を持った人の中で僕だけが極端に若かったためか、むしろ利害もしがらみも無しに、いろんなお話をさせていただきました。91年の現役最後のコンサートで伴奏させていただいたことも含め(これははっきり言って自慢です)、個人的に様々な想い出があり、急ぎ足で軽々しくどうこう書くべきではないと思っていますが。大まかにだけ書かせていただきます。

いま70歳代未満の人で藤沢嵐子さんがどんな方かをはっきり認識できる人はほとんどいないでしょう。

ごく大雑把に言えば…

★昭和20年代にブエノスアイレスに行き、ペロン大統領とエビータ(マドンナ主演の映画でも有名な人)の御前で歌った(伴奏はアニバル・トロイロ&ロベルト・グレラ!)様子が生放送され一躍有名になった。これがその記録音源。
http://www.youtube.com/watch?v=A_4G_RRZq2A

★ホームグラウンドのオルケスタ・ティピカ東京を始め、ミゲル・カロー楽団など内外のビッグアーティストとの共演やレコーディング。
http://ryotakomatsu.eplus2.jp/article/275849648.html

★昭和30〜40年代の日本のタンゴブームに火をつけ大活躍。これは1954年の動画。しかしこの本格的な選曲と歌と演奏!ホルヘ・カルダーラ作曲の「パシオナル」
http://www.youtube.com/watch?v=5mBnP3kV6nk

★タンゴブームが去った後に早々と引退。

★1980年頃に現役復帰。81年にはオラシオ・サルガン、82年と84年にはピアソラと共演し「ロコヘのバラード」などを絶唱。
http://tangodelic.tea-nifty.com/tangodelog/2004/05/513_.html

★91年に引退。←僕もバンドの一員として伴奏させていただきました。


本当に今思うのは、孤独な、辛い人生を送られていたんだな、ということ。もう一つはやはり物凄いアーティストであり、なおかつ浮世離れした完全実力主義の芸術家だったということ。紅白歌合戦に何度も出たということが今となっては信じ難いほどの、隠者のようなアーティストシップ。

嘘だらけの世の中で本物でいようとすることは難しく辛いことで、一世を風靡したはずの嵐子さんは、80年代以降、ご自身の知名度や固定イメージに自ら反旗を翻すように「むやみに表舞台に立たない」道を選んでいました。テレビもラジオもなるべく出ない。レコーディングもしない。ライヴしかやらない。

それは、「自分を安売りしないため」というポジティブなものではなく、いわゆる「俗世間」に対する反発であり反骨だったようにも思われます。

そのため時々いろいろな方面から聞こえてきた「嵐子さんももう少し柔軟であれば…」という声には確かに一理ありました。

しかしそれはひとえに、タンゴが完全にマイナー音楽になってしまった80〜90年代前半のタンゴの世界に、時代に則した優れたプロデューサーやマネージャーが存在しなかった(そこの部分については嵐子さんは劣悪な環境に置かれていたと思います)ことに起因する不運だったとしか言いようがないと思います。

今のようにネットも無く、たった1枚のディスクの入手にも事欠いた昭和20年代に、「大人になってから勉強して身につけた外国語」を操って、ネイティブな本場のタンゴ・ファンや同業歌手と、本場の土俵で対峙し好評を得る…。これがどんなに大変なことか、ミラクルなことか、そして「異常なこと」か、僕のような歌詞を必要としない楽器のプレイヤーからは想像も出来ません。

しかし藤沢嵐子さんと阿保郁夫さんは見事にその難題・難関をクリアして本場で名声を得たんです。まさに偉業です。

ですが当時(僕が高校生の頃)、嵐子さんの偉業(歌そのものの実力や本場での評価など)を本当に理解している業界関係者は実は意外と少なかったと思います。というのも、80年代にタンゴを演奏したりオーガナイズしていた人は、すでに一線を退いていた人が多く、一方でその頃現役バリバリだった人たちは嵐子さんの絶頂期(昭和30〜40年代)をリアルタイムで多く体験したわけではなかった世代。僕が小中学生だった80年代、すでに世代交代が起きていたわけです。

嵐子さんの並外れたアーティストシップと、周囲から求められる「世の中」ときちんとお付き合いする社交的感覚との齟齬。おまけに嵐子さん個人の知名度は高くてもタンゴのブームは去っている…

歴史に「たら」「れば」は禁物なのだとしても僕は夢想し、そして悔やみます。もしもあのとき嵐子さんの前に、時代に則した、音楽を愛する、善良なプロデューサーやマネージャーが現れていたら、ピアソラブーム到来の前後にどんな素晴らしいものが生まれていたか……


ちょっと書くつもりが長くなりました(^_^;)
また機会があると思います。そのときまでこの話題はお休みします。

最後に昭和31年出版の藤沢嵐子著「タンゴの異邦人(エトランジェ)」という、復刻されていない本をご紹介します。
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1950年代のブエノスアイレスのタンゴ世界の様子が、嵐子さんならではの冷徹な視点によってレポートされている貴重なドキュメントです。

偉大なる女王・藤沢嵐子さんに献杯!ビール
2013-08-28 00:00 この記事だけ表示 |コメント 5 |トラックバック 0

THEマグロ解体[コンサート]

暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑いあ〜〜〜〜なんとかしてくれ〜


というわけで


手(パー)今週末は久しぶりの奈良県。楽しみにお待ちしております!

るんるん8月10日(土)
小松亮太 スペシャルトリオコンサート@奈良・秋篠音楽堂
14:30開場 15:00開演 首の差で リベルタンゴ 情熱大陸 風の詩〜THE世界遺産ほか
全席指定 前売り4,000円 当日4,500円
お問い合わせTel:0742-35-7070(10:00~18:00)


いや〜沖縄旅行中の友人から長くてでっかい箱が送られてきて、何かと思ったら…


マグロが一匹!ハートたち(複数ハート)
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まんま一匹ですよexclamation×2exclamation×2exclamation×2


プク〜って太っててかわいいんですよexclamation×2exclamation×2

しかし一匹まるごと来てもらっても…どうせえっちゅうのこれ??!

というわけでネットで、近くにある魚屋を調べ(調べなきゃ見つからないぐらい個人経営の魚屋さんは減りました)さばいてもらうことにしましたよ!
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るんるんビフォーアフターの音楽「匠」をBGMにして画像をお楽しみください。(作曲:松谷卓)
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「こんなの一匹もらっても困っちゃうよねぇ!」と言いながらさばいてくれた寡黙で手際のいい初老の魚屋さん。職人のかっこよさを久しぶりに見ました。こうした街の職人さんはもうあと20年もしたら完全にいなくなってしまうのか…?


さばき手数料は2000円なり。安い…がく〜(落胆した顔)


いつも切り身で喰っていたマグロ。あんなプクプクな健康体で昨日まで元気に泳いでたのに、人間の贅沢のために…と申し訳ない気持ちになりました。

いや〜でも美味い!冷凍品とはあまりに違い過ぎる…昼夜連続でも飽きないんですよ!

トロ、中落ち、赤身はもちろん、アラを生姜と大根と一緒に煮て日本酒とともに喰いました。
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沖縄から一匹まるごと送ってくれた無謀なM君ありがとう!黒ハート

るんるん8/31
STB139にてゲスト出演します!【出演】 member 会田桃子(vln)、佐藤芳明 (acc)、田中信正(pf)、鳥越啓介(b)、 Veronika Silva(vo)、小松亮太(Bandoneon)
<友情出演>ジョン・健・ヌッツォ(vo) music charge
チケット ¥6,000
door open: 17:30 show start: 19:00
問い合わせ:yoyaku.aidamomoko@gmail.com (大塚)
*本公演は整理券の発行はございません
http://stb139.co.jp/index_f.html

ぴかぴか(新しい)9月16日(月・祝)16時〜
小金井市民交流センター大ホール(JR武蔵小金井駅前)

バンドネオン小松亮太 早川純
バイオリン近藤久美子 専光秀紀 原孝人
ビオラ松本豊
チェロ松本卓以
コントラバス田中伸司
ピアノ松永裕平
パーカッション岡部真二
ギター智詠
ゲストヴォーカル:ロベルト杉浦 Sayaca KaZZma

一心不乱にお待ちしております!
2013-08-08 13:31 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

ゆったりな時間の流れに。息子とパーカッションのワークショップヘ。[コンサート]

るんるん8月10日(土)
小松亮太 スペシャルトリオコンサート@奈良・秋篠音楽堂
14:30開場 15:00開演
ガルデル:首の差で
ピアソラ:リベルタンゴほか
全席指定 前売り4,000円 当日4,500円
お問い合わせTel:0742-35-7070(10:00~18:00)

つい先日、近所の中学校で子供向けのパーカッションのワークショップがあったので、何故か興味を持ったらしい末っ子の付き添いで参加しました。

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この日はパーカッションといっても、ブラジル音楽のパーカッション限定でした。

偶然にも講師は僕のかみさんとも知己深いケペル木村さんと西村誠さん。

付き添いで行ったはずが、僕もパンデイロやスルドなどたくさん叩きましたるんるん

いや〜手と耳が疲れた!あせあせ(飛び散る汗)プロのパーカッショニストって本当に大変ですよね。演奏の上手い下手以前に楽器の運搬がハンパないし。

ちなみに末っ子は参加したものの全然向いてないことを悟ったみたいですムードあ〜良かった。うちが打楽器だらけになるところだった…

揺れるハート『Club J-MELO』上妻宏光さんの回にゲスト出演します。

NHK WORLDでも好評につき、下記の通り再放送となりましたのでお知らせです。

ぴかぴか(新しい)国際放送(NHK WORLD)
8/19(月)
リピート放送
0:10
4:10
8:30
12:30
16:30
20:30
(※すべて日本時間)

黒ハート国内放送(BSプレミアム)

8/24(土)深夜※正確には日曜未明

手(パー)ジャズトーキョーwebサイトに6月の「ブエノスアイレスのマリア」公演のレポートが悠雅彦さんのペンによりアップされました。
http://www.jazztokyo.com/live_report/report555.html
本当にこの日は何かが「降りてきた」コンサートでしたね。
8月28日のライヴアルバム発売をお楽しみに!
2013-07-31 17:19 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0

「めざましクラシックス サマースペシャル2013」!そして今後のお知らせ。[コンサート]

高嶋ちさ子さん&軽部真一さん「めざましクラシックス サマースペシャル2013」サントリーホールで盛況のうちに終了しました。小松は「風の詩〜THE世界遺産」「目覚め〜ネスカフェのテーマ」「首の差で」「リベルタンゴ」でゲスト出演させていただきました。
1日目.JPG
2日目.JPG

しかし高嶋さんの軽部さん弄りには驚きましたね〜あせあせ(飛び散る汗)あんなに弄られても実は動じてない軽部さんがまた大物がく〜(落胆した顔)

前田亘輝さん、清水翔太さんの美声にも酔いました。そして高嶋さんの毒舌で酔いを醒ます2日間でした。本当に楽しかったです!


さて近々の予定は…

ぴかぴか(新しい)7/27(土)
小松亮太 スペシャルトリオ@松本市・波田文化センター アクトホール。15:00〜
一般4,000円/ペアチケット(2枚)7,000円(全席指定・税込)
【プレイガイド】波田文化センター 平安堂安安曇野(スワンガーデン内) 松本市音楽文化センター まつもと市民芸術館チケットカウンター
波田文化センター TEL:0263-92-7501/FAX:0263-92-7505
http://www.82bunka.or.jp/bunkashisetsu/detail.php?no=661

るんるん8月10日(土)
小松亮太 スペシャルトリオコンサート@奈良・秋篠音楽堂
14:30開場 15:00開演
ガルデル:首の差で
ピアソラ:リベルタンゴほか
全席指定 前売り4,000円 当日4,500円
お問い合わせTel:0742-35-7070(10:00~18:00)

【前回のブログに追加された公演予定があります!】

揺れるハート10月4日&10月5日
サンケイホール「ブリーゼ」
★ミュージカル「ロコへのバラード」大阪公演です!
http://www.duncan.co.jp/web/stage/loco/

ぴかぴか(新しい)10月25日(金)
名古屋ブルーノート
バンドネオン小松亮太 バイオリン近藤久美子 ギター天野清継 ベース田中伸司 ピアノ鈴木厚志
http://www.nagoya-bluenote.com/schedule/201310.html#1025

揺れるハート10月30日
ビルボードライヴ大阪
ゲスト:山本達彦 バンドネオン小松亮太 バイオリン近藤久美子 ギター天野清継 ベース田中伸司 ピアノ鈴木厚志
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8683&shop=2

………………………………………………………………………………………………………
現在発売中の雑誌に先月オペラシティで行いました「ブエノスアイレスのマリア」公演に関する記事が掲載されております。

◆月刊ラティーナ8月号…アメリータ・バルタール、ギジェルモ・フェルナンデス両氏の6ページに渡るインタビュー。69年「ロコヘのバラード」完成秘話や68年「ブエノスアイレスのマリア」初演秘話なども。
http://latina.co.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=2_94&products_id=18701

◆モーストリークラシック9月号…斎藤充正さんによるレポート。
http://mostly.jp/

◆音楽の友8月号…岸純信さんによるレポート。
http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/ongakunotomo/

8月28日に「ブエノスアイレスのマリア」の公演当日のライヴ録音がCDとして発売されます。その日までどうぞお楽しみに!
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=SICC000001644
2013-07-26 10:40 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

『ブエノスアイレスのマリア』がおわり、今後のコンサート情報です![コンサート]

ブエノスアイレスのマリア。公演終了後も大変でした。

公演翌日の6月30日にはライヴ音源の大まかなチェック。

7月2日の15時から編集が始まり、翌朝7時に帰宅。仮眠をとったら再度出かけて15時から再開……というのを7月5日まで繰り返しました。
そして7月8日に8時間かけてマスタリングしてやっと終了!ビール

あせあせ(飛び散る汗)何しろ曲が多いですからね。覚悟はしてたんですが…疲れた!

◆ブエノスアイレスのマリア、松山晋也さんによる詳細記事です!
http://www.barks.jp/news/?id=1000092059


◆バイオリン谷本仰さんによる詳細ブログです!
http://blog.livedoor.jp/aogoomuzik/archives/52337794.html

ずどんと発表!【小松亮太ライヴ情報7月10日現在】

るんるん12/19(木)
クリスマスコンサート2013 ハッピー・タンゴ・アワー!!
【出演】 須川展也Sax、奥村愛Vn、田中伸司Cb、松永裕平Pf
【会場】大阪いずみホール
【チケット】 一般4,000円、学生2,000円、いずみホールフレンズ会員3,600円
【発売日】8月2日会員先行発売8月9日一般発売
【曲目】エルウィン:奥様お手をどうぞ ガルデル:首の差で ガーデ:ジェラシー ピアソラ:リベルタンゴ ピアソラ/小松亮太編曲:ブエノスアイレスの四季 メドレー他 http://www.concert.co.jp/concert/detail/568/


ぴかぴか(新しい)12/8(日)
小松亮太デビュー15周年記念ライブ
【会場】神奈川県立音楽堂
【開演】16:00
【チケット】全席指定5,800円
【プレイガイド】横浜読売プレイガイド 045-201-9748
チケット神奈川 045-662-8866
チケットピア 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:74626)
チケットッポート横浜店(ポルタ地下街) 03-5561-9001
カンフェティチケットセンター 0120-240-540
イープラス http://eplus.jp/
【主催・問合せ】KMミュージック TEL:045-201-9999
http://www.concert.co.jp/concert/detail/557/


るんるん11/16 (土)
ザ・キング・オブ・タンゴ
小松亮太(バンドネオン)他
[会場]群馬・榛名文化会館 15:00開演
[チケット販売日]2013年7月25日[木]
お問い合わせ:榛名文化会館 027-374-5001(休館日:月・火、年末年始)


ぴかぴか(新しい)11/9(土)
小松亮太 デビュー15周年記念コンサート in Tokyo
【会場】Bunkamura オーチャードホール
【開演】18:00
【チケット】S席:6,000円 A席:5,000円
B席:4,000円 C席:3,000円
【プレイガイド】
コンサートイマジン:03-3235-3777
http://www.concert.co.jp/concert/detail/560/


るんるん11/3(日)
小松亮太 with ラスト・タンゴ・センセーションズ
【場所】道新ホール
【開演】15:00
【チケット】 全席指定4,500円 当日券5,000円
【プレイガイド】
チケットぴあ:0570-02-9999【Pコード:205-175】
ローソンチケット: 0570-084-001【Lコ−ド:15778】
セブンイレブン:店内マルチコピー機
大丸プレイガイド:011-221-3900
玉光堂4丁目店:  011-231-5501


ぴかぴか(新しい)11/2(土)
小松亮太 デビュー15周年記念公演
【会場】所沢市民文化センターミューズ マーキーホール
【開演】15:00
【チケット】S席:4,000円 A席:3,500円
【発売日】8/4(日)一般発売開始【プレイガイド】
ミューズチケットカウンター 04-2998-7777
チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp
ローソンチケット 0570-000-407 http://l-tike.com
【主催・問合せ】所沢ミューズ 04-2998-6500
http://www.muse-tokorozawa.or.jp/


るんるん10/12(土)
小松亮太デビュー15周年記念公演 『ザ・キング・オブ・タンゴ』
会場:郡山市民文化センター中ホール
開場時間:18:00 開演時間18:30料金:一般4,000円 学生2,000円 車椅子席2,000円
お問合せ先:郡山市民文化センター Tel:024-934-2288
http://www.bunka-manabi.or.jp/kc-center/


ぴかぴか(新しい)9/19(木)〜29(日)※小松亮太ゲスト出演回もあり
※地方公演予定有り
Tango Musical 「ロコへのバラード」ゲスト出演、音楽監督も担当
Tango Musical 「ロコへのバラード」再演決定!
彩吹真央/CHIZUKO CLAUDIO/石井一彰 大月さゆ 進藤学/西島千博(特別出演)/石井一孝
構成・演出・訳詞:小林香
音楽監督:小松亮太
東京公演:東京グローブ座(新宿区百人町3-1-2)
S席 8,500円、A席 5,500円、プレミアムシート11,000円(全席指定/税込)
お問い合わせ:アトリエ・ダンカン TEL:03-3475-0360(平日12時〜18時)
http://www.duncan.co.jp/web/stage/loco/index.html


るんるん9/16(月)祝日 16時開演
東京バンドネオンクラブwith小松亮太ユニット第16回演奏会
会場:小金井市民交流センター
出演:東京バンドネオンクラブ 小松亮太 ロベルト杉浦 Sayaca KaZZmaほか
全席指定2500円
イープラスhttp://eplus.jp/
またはファミリーマートFamiポート


ぴかぴか(新しい)9/6(金)
国府弘子スペシャルトリオ with小松亮太
19:00開演
会場:北広島市芸術文化ホール(北海道)
国府弘子(ピアノ)、八尋洋一(ベース)、岩瀬立飛(ドラムス)
スペシャルゲスト
小松亮太(バンドネオン)
【全席指定】(前売り、当日とも)
一般/3,000円、高校生以下1,500円
【お問い合わせ】北広島市芸術文化ホール 011-372-7667
http://www.educ.city.kitahiroshima.hokkaido.jp/hanahall/0000_top.html


るんるん8/31
STB139にてゲスト出演します!【出演】 member 会田桃子(vln)、佐藤芳明 (acc)、田中信正(pf)、鳥越啓介(b)、 Veronika Silva(vo)、小松亮太(Bandoneon)
<友情出演>ジョン・健・ヌッツォ(vo) music charge
チケット ¥6,000
door open: 17:30 show start: 19:00
問い合わせ:yoyaku.aidamomoko@gmail.com (大塚)
*本公演は整理券の発行はございません
http://stb139.co.jp/index_f.html


ぴかぴか(新しい)8/11(日)
東京バンドネオンクラブ主催
グランミロンガ@浅草・アサヒアートスクエア
ゲスト:小松亮太 チズコ&アンドレス ヒロシ&キョウコ タカミ&Joe桑原和美ユニット ロベルト杉浦 Sayaca KaZZmaほか
前売りのみ1ドリンク付5000円
ドレスコードあり。
イープラスhttp://eplus.jp/
またはファミリーマートFamiポート


るんるん8月10日(土)
小松亮太 スペシャルトリオコンサート
【会場】奈良・秋篠音楽堂
【開場・開演時間】14:30開場 15:00開演
【曲目】ガルデル:首の差で
ピアソラ:リベルタンゴ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
【チケット】全席指定 前売り4,000円 当日4,500円
【お問合せ、チケット販売所】秋篠音楽堂 Tel:0742-35-7070(10:00~18:00)


ぴかぴか(新しい)7/27(土)
小松亮太 スペシャルトリオ in 波田
【会場】松本市・波田文化センター アクトホール
【開演】15:00
【チケット】一般4,000円/ペアチケット(2枚)7,000円(全席指定・税込)
【プレイガイド】波田文化センター 平安堂安安曇野(スワンガーデン内) 松本市音楽文化センター まつもと市民芸術館チケットカウンター
【主催・問合せ】波田文化センター TEL:0263-92-7501/FAX:0263-92-7505
http://www.82bunka.or.jp/bunkashisetsu/detail.php?no=661


るんるん7/23-24(火、水)
めざましクラシックス2013
【会場】サントリーホール
【キャスト】高嶋ちさ子(Vn)、軽部真一(フジテレビアナウンサー)
今野均(Vn)、生野正樹(Va)、江口心一(Vc)、赤池光治(Cb)、安宅薫(Pf)
ゲストアーティスト:小松亮太全席指定 S席 \6,800 A席 \5,800 B席 \4,800
主催:フジテレビジョン/キョードー東京
特別協賛:株式会社ブルボン
企画制作:フジテレビジョン/キョードー東京/ジェイ・ツーhttp://kyodotokyo.com/mezamashi2013


揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート力いっぱいお待ちしております!揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート
2013-07-10 12:48 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

マリアが終わって[コンサート]

ぴかぴか(新しい)6月29日東京オペラシティの「ブエノスアイレスのマリア」公演は満員御礼で演奏は大成功。あれ以上の盛り上がりは考えられません。本当にありがとうございました!

手(パー)ピアノ黒田亜樹さんのブログ。出演者一同満面の笑みです!
http://kuroakinet.exblog.jp/20735273/

黒ハート「ブエノスアイレスのマリア」オリジナルキャストのアメリータ・バルタールさんの45年前の録音と変わらぬ歌声!数少なくなってしまった本当の巨匠クラスの実力を思い知らされました。

るんるん天才スタア歌手ギジェルモ・フェルナンデスの変幻自在なナレーション!上手いのはわかってたけどやっぱり本当に巧い!

ぴかぴか(新しい)レオナルド・グラナドスの悲しくも美しいテノール!彼はベネズエラ人として、本場アルゼンチンの巨匠二人を前に大変なプレッシャーの中であせあせ(飛び散る汗)美声を披露してくれました。

ビールそしてタンゴを知り尽くした、オリジナル録音に一歩も引けをとらない演奏をした日本人のバンドメンバー!アルゼンチンのそんじょそこらのミュージシャンのレベルは軽く飛び越えている人たちだと自負しています。「タンゴミュージシャンが弾くピアソラ」の理想像を見事に体現してくれたと思います。

ビールそしてオペラシティのステージにこそ立たなかったけれど、日本人キャスト版の演奏で愛知県小牧市と江古田バディで大熱演してくれたSayacaさんKaZZmaさん、片岡正二郎さんにも拍手手(パー)をお願いいたします!

…………………………………………
オペラシティでの演奏は正式にライヴ録音されていました。画像はライヴ音源の編集作業中の様子。130703_1521~01.jpg
どんどんいい音になっています!

アルバムとなって8月28日に発売されます!
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=SICC000001644

アルバムのライナーノーツを担当予定の斉藤充正さんのブログ。
http://tangodelic.tea-nifty.com/tangodelog/2013/07/post-ae79.html

そしてバイオリン谷本仰さんの2011年3月のブログ。「マリア」が中止になったときの様子です。
http://blog.livedoor.jp/aogoomuzik/archives/52156736.html
僕たちは震災で中止になって以来の2年余り、ずっと「何か」を背負いながらマリアを練習し続けてきたような気がします。

それは3.11以来、ずっと辛い思いをしてきているすべての人たちへの責任のようなもの……なのかどうか、とにかく中止になったコンサートを実現させたい、という単純な動機とは明らかに違う、説明のつかない重圧。単に良い演奏になればいい、という次元とは違う、何かしら宗教的な努力を自らに課していたような…。

2012年に亡くなったコントラバスの松永孝義さんもマリアの一員でしたね。間もなく一周忌です。

最後にバイオリン近藤久美子のブログ。「ブエノスアイレスのマリア」プライベート画像もたくさんです。
http://kurovl.exblog.jp/20449931/

本当にありがとうございました!
2013-07-03 18:36 この記事だけ表示 |コメント 2 |トラックバック 0

「ブエノスアイレスのマリア」曲解説その3[コンサート]

雨梅雨ですねー!除湿機廻しっぱなしでも部屋中びちょびちょです。
130622_0159~01.jpg
さすがに子供らもウンザリらしく、てるてる坊主(てるてる姫?)をティッシュで作成するも効き目なし。

神様6月24日と29日だけは降らせないでいただければ幸いです。

揺れるハートピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」江古田バディで全曲やります!揺れるハート電話予約していただければ1ドリンク付き3000円でご奉仕!!!!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター片岡正二郎 ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ
★6月29日オペラシティ公演は完売しました。


ではでは曲解説その3「ブエノスアイレスのマリア」!

【第二部】
4曲目
精神分析医のアリア
http://www.youtube.com/watch?v=dHFLLLzkrMk
スネアドラムとピッコロのマーチで始まる。「よってらっしゃい見てらっしゃい、ブエノスアイレスっ子のサーカスに精神分析医をお招きしています!」という弁士の口上と歌の掛け合い。この部分の音楽は完全にピアソラの師匠ヒナステラの手法の模倣になっていて、ヒナステラの組曲「エスタンシア」の中にかなり似た曲がある。
歌詞は要するにブエノスアイレスっ子とその社会や政治に対する風刺とヤケクソ讃歌。
途中からは突然ロマンティックな音楽になって主人公マリア(女性歌手)と精神分析医(男性歌手)の掛け合いが延々つづく。最後は第一部2曲目「マリアのテーマ」のメロディが少し出て締め。


5曲目
小悪魔のロマンス
http://www.youtube.com/watch?v=Y_m9PD08uvU
ひたすらナレーション(小悪魔)とピアノの掛け合い。
この感覚的なピアノパートは実はしっかり書き込まれたもので、アドリブ的要素は無い。
肝心の詩は「お前がどこにいようとも私は狂気の力で型破りな讃美歌の如く響かせよう。盲目の老人がお前に捧げるバイオリン第三弦の音」だの「再び生まれれば罠がわかるだろう。マテ茶の樽に潜む罠。靴から見る空の穴にも降らない雨。その一滴にも罠。過去の時にも罠があることを」といったシュール(という言葉で片付けるのは良くないんだけど)なものだが、要するに「感じれば」いいのだ!と、ラテンアメリカ文学のオーソリティー野谷文昭先生はおっしゃってます。


6曲目
アレグロ・タンガービレ
http://www.youtube.com/watch?v=H1VsmJOcHfE
インストゥルメンタル。タイトルは勿論アレグロ・カンタービレのもじり。お聞きの通り夢に溢れた曲じゃありませんか。演奏は大変だけど。ちなみにピアソラ自身はこの曲だけを単独で演奏したことは結局なかったようで、つまりこの曲の自作自演を聞いたことがある人は、ピアソラが自腹を切って(愛車も手放したらしい)上演した「ブエノスアイレスのマリア」全曲演奏を観に行った人だけのようだ。もったいない!


7曲目
受胎告知のミロンガ
http://www.youtube.com/watch?v=TEEf4X9dz_Q
この演奏を聞いた人は「なんだ、私はマリア(Yo soy Maria)じゃん!」と思うだろうが、これはあくまでも「受胎告知のミロンガ」なんです。
つまりですね「ブエノスアイレスのマリア」の作詞を担当したH・フェレール氏が、「受胎告知のミロンガ」に全く別の歌詞を後々つけたのが「私はマリア」なんです。歌詞が変わると題名が変わる、というわけなんです。
なので、最近は「ブエノスアイレスのマリア」を全曲やる場合、「私はマリア」と「受胎告知のミロンガ」の両方を演奏するやり方と、「私はマリア」は加えないやり方があるわけなんです。


8曲目
タングス・デイ
http://www.youtube.com/watch?v=L4IcGu6zhYM
いよいよ終曲。マリアは死に、もう1人のマリアが生まれる…
タイトルは勿論アニュス・デイのもじり。「今日は日曜日」という言葉で始まる口上と男性歌手の丁々発止の掛け合いで盛り上がる。
途中でマリアのスキャット、ナレーション、バンドネオン、グロッケンシュピール(小型鉄琴)だけの静かなコラール風の部分を挟んでから、男性歌手の「カリエーゴ調のミロンガ」のメロディが戻ってくる。最後はタンゴのリズムに戻り「マリアのテーマ」のメロディも再現されて鐘(テューブラ・ベル)が打ち鳴らされて締め。


最後まで読んでいただいたことに心より感謝!

6月24日@江古田バディ、そして6月29日@東京オペラシティ、どうぞよろしくお願いいたします!
2013-06-22 00:00 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0

「ブエノスアイレスのマリア曲解説その2」[コンサート]

割りと早めの更新です。

ピアソラ【ブエノスアイレスのマリア】小松亮太オリジナル曲解説その2!

おっとその前に手(パー)←しつこいあせあせ(飛び散る汗)


揺れるハートピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」江古田バディで全曲やります!揺れるハート3000円でご奉仕!!!!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター片岡正二郎 ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ
★6月29日オペラシティ公演は完売しました。


手(パー)前回は5曲目「フーガと神秘」まで書きましたね。では続きを…

6曲目
ワルツでできた詩
http://www.youtube.com/watch?v=z_WXwVtqUY4
一応「フルートとチェロと女声のための」みたいな副題が付いているけどチェロはそんなに目立たない。伴奏はちょっとフランス的な気だるいワルツだけれど、歌はいかにもエッジの利いたタンゴ的なリズムで歌われる。バンドネオンを擬人化した言葉が多いが、この曲はバンドネオンは不参加。


7曲目
やくざな(罪深い)トッカータ
http://www.youtube.com/watch?v=jFjboNx5_ls
演奏はサウンドトラック的な要素が強く、ひたすらナレーションが頑張る曲。キリスト教世界観にタンゴ創成期のヤクザ的世界観を掛け合わせたようなその詩は難解。
多分アルゼンチン人でも余程タンゴに興味がない人じゃないと理解は難しいだろう。
昨年演奏した「エル・タンゴ」(ピアソラがボルヘスの詩に曲をつけた組曲)の世界を知れば少し雰囲気はわかるかも。


8曲目
キザな懺悔の歌
http://www.youtube.com/watch?v=7zwZE6tmfy4
これも演奏はひたすらサウンドトラックに徹する(同じフレーズのしつこい繰り返しが辛いもうやだ〜(悲しい顔))。売春宿のマダムと古き大盗賊が主人公マリアに悪の祈祷(鎮魂?)を捧げる。


【第二部】
1曲目
葬送のコントラミロンガ
http://www.youtube.com/watch?v=0JhjSWniStw
この演奏はピアソラの自作自演で、彼自身が発表した「ブエノスアイレスのマリア」全曲録音の音源から本来入るはずのナレーションを抜いたもの。つまりナレーションがない単なるインストとしても成立する。
基本的なリズムはミロンガ(ハバネラ)で、「シドーレシドー」というカウンターラインの繰り返しは第一部の「狂ったオルガニートへのバラード」で出てきた音型の変形で、この音型は終盤の「受胎告知のミロンガ」でも大活躍する。
詩は「猥褻なCMソング」だの「変なビート族」「ツイストの葬送曲」など60年代っぽいフレーズがいろいろ。


2曲目
暁のタンガータ
http://www.youtube.com/watch?v=Mbgrj_jt940
インストゥルメンタル。この人はこういう曲をいったい何曲書いてるんだろうか……という気持ちになることも無くはないけれど、演奏する段階になればやっぱり燃えてしまう。
タンゴの普通の4ビート、ミロンガ(ハバネラ)、が交互に登場し、シンコパ(シンコペーション)は終盤にしか出てこない。
途中で出てくるバイオリンのゆっくりしたソロは、ちょっととりとめがない感じで、間を持たせるのが難しい。バイオリンソロが済んだ後、ミロンガのリズムに乗って延々とデカい音で頑張り続ける箇所もテンションの維持がしんどい。こういったメロディ中心じゃないタンゴ曲には、とにかくスポーツライクに立ち向かう感覚がキモなのだ。


3曲目
煙突と街路樹に寄せる手紙
http://www.youtube.com/watch?v=uBhEBXwCKto
バンドネオンは参加しないワルツ。「移民」とか「郷愁」とかの直接的な言葉こそ出てきこないが、歌手のSayacaさんによるとブエノスアイレスに生きるヨーロッパからの移民としての望郷の辛さが執拗に表現されているとのこと。今はもう70歳近い人でも移民3世ぐらいだから、若い人でも両親や祖父母の祖国に想いを馳せる人はいるんだろうか。ちなみにこの曲ができた60年代後半、ピアソラは40歳代後半のイタリア移民2世だったから、こういう詩に対するリアルタイム感は今のブエノスアイレスっ子とは全然違っただろう。


また次回に続きます黒ハート
2013-06-19 00:00 この記事だけ表示 |コメント 1 |トラックバック 0

「ブエノスアイレスのマリア」曲解説その1[コンサート]

ぴかぴか(新しい)件(くだん)のピアソラの大作「ブエノスアイレスのマリア」。

このブログで1曲ずつ詳しく解説していきましょう!


おっとその前に手(パー)


揺れるハート揺れるハート揺れるハートピアソラのオペラ「ブエノスアイレスのマリア」江古田バディで全曲やります!揺れるハート揺れるハート揺れるハート3000円でご奉仕!!!!

★6月24日(月)
18:30オープン19:30スタート
会場:江古田Buddy 西武池袋線 江古田駅の南口を出てスグのゲームセンター地下のバディ(Buddy)です。
http://www.buddy-tokyo.com/map_l.html
バンドネオン小松亮太 ボーカルSayaca/KaZZma ナレーター片岡正二郎 ピアノ黒田亜樹  ベース田中伸司 バイオリン近藤久美子/谷本仰 ビオラ吉田有紀子 チェロ松本卓以 フルート井上信平 ギター鬼怒無月 パーカッション佐竹尚史/真崎佳代子

◆前売りご予約¥3,000.当日¥3500(ともに1ドリンクつき)
ご予約:03-3953-1152 バディ

★6月29日オペラシティ公演は完売しました。


1曲目「アレバーレ」
http://www.youtube.com/watch?v=gK4Pz_TwhOk
イントロダクションとしての曲で、小悪魔役の男声がマリアについて語る。途中バイオリンが、後半はフルートやバンドネオンが弾く「ミーレドシーラー」というシンプルなメロディは主人公マリアを表すもので、このオペラの中のいろんな曲に散りばめられている。

2曲目「マリアのテーマ」
http://www.youtube.com/watch?v=iAXS8QDbIVA
初めて主人公マリア登場。ギターの伴奏(この音源ではチェロにアレンジされている)に乗った「ソ♯ラシド〜〜、シラシ〜〜」という、マリアによる、さまようようなスキャット(歌詞なしの歌)のメロディは終曲「タングス・デイ」のエンディングでも使われる(ミラシド〜〜ミ、レ♯ドシラシ〜〜に変形される)。

3曲目「狂ったオルガニートへのバラード」
http://www.youtube.com/watch?v=eXYuXwtDH0g
オルガニートというのは小さな手回しオルガンのことで、日本の終戦後の紙芝居のおじさんのように、手回しオルガンの演奏をしながら街を転々とする人を指している(多分)。男声歌手は吟遊詩人、ナレーターは小悪魔という配役。全体はワルツで時々4拍子に変わる。
4拍子の部分のベースラインのリズムはタンゴの全身のミロンガ(ハバネラ)で、バンドネオンやギターやピアノの中音域が弾く「シドーシレー、シドーシラシー」というカウンターラインは、このオペラの至るところに散りばめられている(曲によってはシドーレシドーという形に変形されている)。

4曲目「カリエーゴ調のミロンガ」
http://www.youtube.com/watch?v=rCdZ_ZJ4ZO0
この音源では全然違う楽器編成で、しかも歌なしでやっている(これしかなかった)。ほとんどタンゴを知らなさそうな方々の演奏。
タイトルは簡単に言えばアルゼンチンの大詩人エバリスト・カリエーゴっぽい世界観の曲ということ。オスバルドプグリエーセ楽団がやっている「エバリスト・カリエーゴに捧ぐ」http://www.youtube.com/watch?v=XyeKElkwLQ0 という曲でもこの人の名前は有名ですよね。
この曲はバンドネオンは参加しない。主人公マリアの少女期の物語を吟遊詩人役の男声歌手が歌う。このメロディは次の「フーガと神秘」のエンディングや、終曲「タングス・デイ」のエピローグ部分でも再び登場する。もちろん男声歌手が主役だけれど、それ以上にアコースティックギターが全体の雰囲気を支配する。
それにしてもコード進行は至って普通。メロディもそんなに特徴的でもないはずなんだけど……だからこそ硬派で立派な曲に聴こえるってもんです。

5曲目「フーガと神秘」
http://www.youtube.com/watch?v=ka3YLi5SVVE
ピアソラさんご本尊が、かなり久しぶりにこの曲をやっている様子(メンバーも「ブエノスアイレスのマリア」初演時と全然違う)。

これはリベルタンゴほどではないけど有名ですよね。まあピアソラの「フーガ〜〜」っていうタイトルの曲は正確に言えばあんまりフーガじゃない(カノン?)んですけど、タンゴの世界にフーガ的要素を持ち込んだのはピアソラが最初でしょうね。途中突然テンポが変わってバイオリンが「カリエーゴ調のミロンガ」のテーマを悲しく弾く。


黒ハート次回ブログ更新に続きます
2013-06-17 00:00 この記事だけ表示 |コメント 0 |トラックバック 0